製作記事
ラウンドムーバー スコープドッグ
タカラ 1/35 スコープドッグ ラウンドムーバータイプ使用
製作・文:J.J.
☆ はじめまして、J.J.です。ひょんな事から誘われて、RRMに参加することとなりました。最初のテーマが“ボトムズ”というので、ノリノリで17年ぶりにキット製作しました。中学から高校にかけて、リアルタイムで作ったっきりなので、多少鈍ってる部分もありますが、ご勘弁を・・・。
■ オールグリーンのスコープドッグ
 記念すべきRRM第一作目なので、シリーズ中で一番のお気に入りの、ミドリタコにしました。キリコとフィアナが宇宙に出て、互いのために戦う・・・。いいですよねぇ。あのバズーカを撃っているポーズを再現するべく、製作に取り掛かりました。
■ 仮組みからポーズ設定
 バズーカを構えるポーズをとるためには、1・右腕をもっと曲げて後ろに下げる。2・左腕はもっと伸ばして前に出す。この2点が最低限必要な改造になるが、なんか大変そう・・・。
■ 腕
 右腕は、肘をもっと曲げられるように削り込み、さらに手首ももっと角度をつけてあります。それと、バズーカを持ったときに、バズーカの後ろの砲身が肩にちょうど乗るように微調整を何度となく繰り返しました。左腕は、まぁこのキットはもともと腕が長いんで、手の甲のアーマーで隠れる部分で、少しごまかせるかな・・・。ただ、腕の付け根は所定の位置だと両手で構えられないので、最後に接着固定するように、ボディの穴は塞いでしまいます。
■ 脚部
 大股で踏ん張りながら、っていうポージングなので、股関節の位置を前方と下方に5mmずつずらして新造し、がに股にしつつ、少し足を長くしました。股関節部分は、あえて固定はせずに、足の開きを調整できるようにしてあります。
■ 頭部
 頭部は元のカタチがいいので、特に手は加えずに組んであります。定番のアンテナ改造は、0.5mmの真鍮線とスプリングパイプで作ってあります。
■ バズーカ
 バズーカは素組みなんですけど、スコープの中をくりぬいてあります。簡単にできると思っていましたが、意外とてこずった部分でした。設定では、ガラス板みたいなのが入ってるんですけど、さすがにそこまではできませんでした・・・。
■ ボディ
 今回のポーズでは、コクピットは開かないので、中は空洞のまま、肩関節の穴をうめただけで、あとは素組みです。上下で別れている部分は挟んで接着せずに、ばらしています。
■ ラウンドムーバー他
 ラウウンドムーバーは、バーニアノズルを市販のバーニアパーツに換えてあります。全部で12個あるので、結構金がかかりました。
 あと、忘れてはいけないのが、肩のアーマーの合わせ目にあるリベットです。ヤスリがけで消えてしまうので、インセクトピンで作り直してあります。これはボトムズシリーズ全般の定番工作なんですけど・・・。
■ 塗装
 グリーンの部分は、Mr.カラーのロシアングリーン+ブラック+シルバー+フラットベースでサフなしの筆塗りで塗装してあります。家でエアブラシが使えないために、やむなくの塗装でしたが、何とかたいしたムラにはならずにできました。ラウンドムーバーは、明るいグレーは、ライトグレー系にシルバー、フラットベース少量を足して、濃いグレーは、ジャーマングレーにシルバー、ブラック、フラットベース少量を足してつくりました。テレビで見たイメージでは、このスコープドッグは、明るいグリーンで、ラウンドムーバーはいかにも別パーツっぽい感じ、というのが頭にあったので、そのイメージに沿って塗装しました。
■ 仕上げ
 各部の墨入れは、エナメルカラーのフラットブラックで行っています。戦艦Xには、たくさんのスコープドッグが載っていて、キリコとフィアナは次々と乗りつぶしていきます。これはその中のひとつ、ということで、新品らしく、ウェザリングはやらず、デカールも貼らずに仕上げとしました。 で、最後に各パーツを取り付けて完成です。両腕は、バズーカを持たせた状態で固定し、最後にボディに接着してあります。構えたときの不自然さがないように何度も確認しながらの作業となりました。
■ 最後に・・・
 ここまで見ていただいたみなさん、ありがとうございます。かなり久しぶりに作りましたが、やっぱりこの頃のキットって面白いですよね。何かしらの手を加えないとカッコ悪い、作り手の技量やセンスがモロに反映される、などなど、今のガンダムのキットでは味わえない苦労が(笑)体験できます。
 さて、次は僕の中ではクメン編。シリーズ中最もカッコ悪いキットと評判のダイビングビートルを作ります。箱の横の完成写真をみるかぎりではかなり大変そうですが、どうかりますか、お楽しみに。