使用キット:1/800 ミネルヴァ
作者コメント
【工作】 プロポーションは良好ながら、パーツの合いが悪く、ディティールもあちこちで ぐにゃぐにゃしています。 オマケに友人が筆でベタ塗りしたまま放置されていたし…。 プラの材質も硬いので、継ぎ目消しに向けてヤスるだけで一苦労でした。 ミネルバは宇宙船ではありながら大気圏内の飛行も可能なので、翼端等エッジを 薄く、立たせる方向で製作しています。 また、以下のような工作を施しました。■1/800スケールにしてはあまりに太い運河彫りのため、一部ユニットを除き、 アルテコパテで埋めて彫り直し ■エバーグリーン製プラ材、コトブキヤ及びWaveの市販パーツによるディティー ル追加/変更 ■メイン/サブノズルのディティールが甘い為、Wave製バーニアで形状の近いモ ノに変更 ■艦首大口径ブラスターは開口のうえ、真鍮パイプに変更 ■スペースシャトル風にパネルラインを少々追加 ■台座のファイターは1機分しかセットされていない為、複製のうえファイター 1/2双方を作成 なお主翼基部・先端部/尾翼/補助翼の固定にあたっては、全て真鍮線で補強し、V字翼が崩れないようにしています。 【塗装】 基本的にアニメ版に準じていますが、レシピは以下の通りです。 ■基本色:特色316ホワイト(ベトナムグレー) → MGパールでコート *アニメ版では純白ですが、小説シリーズでは同機が「銀色」と、 明確に記載されており、その「最大公約数」として。 ■機首:ガンダムカラーのグフ基本色+ホワイト少々 ■ダクトカバー:黄橙色(塗装の便を考え、この箇所は切り離して中のダクトも 作り直しています) ブリッジはメタリックレッドのラピーテープにて、またノズルや高温部など無塗 装と考えられる箇所は、金属色を使い分けています。 なお尾翼に記載されたナンバーは、劇場版のジョウの台詞にあった船籍番号です 。 クラッシャーは同評議会により厳格に管理された合法的職業集団ですから、現用 民間機同様こういうルールは厳守しているのでは?と思い、インレタ+クリアデカールで表現しました。 最後にジャーマングレーでスミ入れ後、大気圏突入/再突入可能なうえ毎回派手 にダメージ受ける機体なので、特撮プロップ風にスモーク吹いたり、パステルやコピックで派手目に汚してやって、完成!です。 |