製作記事 スコープドック ![]() タカラ 1/35 スコープドック & HGUCハイザック使用 製作・文:レオン はじめに はーい、レオンでーす。 2作目はスコープドッグです。 みなさん、ボトムズのキット(1/35ですよ)を作ってみると感じることは? やはりその一つは、「この関節何とかなんないの?」ではないでしょうか? そこで私考えました。「最小限度の手間で可動範囲を広げられないかな?」と。 あれこれ考えているうちに、「別のキットの関節を使ってしまえ。」ということになりました。 はじめは、HGUCシリーズのザクに目をつけました。 しかしパーツ構成があまりにもちがうのでちとだめそう。 そうこうしているうちにハイザックがなかなか使えそうだということに気づき、採用! かくして1/35スコープドッグとHGUCハイザックの融合がはじまったのです。 ■胴 まず、股関節です。ここを改良しなければあの棒立ちのATはどうにもなりません。 そこで救世主のハイザック。 ボールジョイントの股関節。腰回りのアーマー類。 あーそのまんま使えそう。 (1)下半身 ● まず、ハイザックのBFはそのまま使います。 そのついでにセットになるリアアーマーBMも必然的に使用。 しかし上半身との合わせを考えると多少加工が必要になります。 ![]() グレーの部分をカットします。 ●フロントアーマーのベース(真ん中のふんどしみたいなやつ)もハイザックのBGを使いますがこれも加工が必要。 ![]() ハイザックBG 中央のふんどし部分を残してけずってしまいます。 ●それ以外のポリキャップもそのまま使用し組んでみます。
●フロントアーマーはやはりスコープドッグのを使わないと、それらしくありません。 そこでフロントアーマーを可動のまま固定するために、プラ板でベースをつくります。 1ミリプラ板をたて 3ミリよこ 24ミリぐらいにするといいです。 ![]() ![]() サイドアーマーもやはりスコープドッグのものを使用。
(2)上半身 ● 下半身をこのようにすると上半身もハイザックのものを使わないと合いません。 だがしか〜し!そのままつかってはスコープドッグでなくなってしまう。
■腕 腕もついでだから変えようと思ったのですが、ためしにハイザックのそのままつけてみたら あら〜、なんかいいんじゃな〜い。 ということでめんどくさいからそのまま採用です。 (やはり大河原デザイン同士は相性がいい!と思っているのはわたしだけ?) ■脚 (1)ふともも 脚はハイザックのボールジョイント股関節をいかすため、ふとももはハイザックの物をそのまま拝借。(そればっかじゃん) しかしそのままでは利用できないのでやっぱり加工。
(2)すね スコープドッグの物を使います。しかし、ハイザックのふとももを差すわけですので要加工です。 上部の受けは、なんとそのままハイザックのポリキャップFがそのまま使えます。 首をどうするかによってだと思いますが、私の場合はやはり可動範囲に不満があるので、足首関節もハイザックの物を移植します。
(3)足首 足首は同じくハイザックのボールジョイントを使用し可動範囲が広がる予定。 そのためボールジョイントの受けを移植します。 ●ハイザックのB12の受け部分を切り取ります。 ![]() 次にスコープドッグの足首の上部を切断すると同時に、足の裏に上で切り取ったパーツを移植するための穴を開けます。
(ちょうどグレーにそめたくらい) おわりに かくしてこれらの部品をつなぐと完成であります。 しかしこうやってみると明らかにもうスコープドッグではなくなっており・・・ ハイザックとスコープドッグの間の子「ハイドッグ」になってしまうのであった まあ、この中から使える技術だけをパクって見るといいのではないかと思われます。 んじゃ!! |